怒りとは?③ 怒りは寂しさ、悲しさの二次感情

恐怖心についてのお話の前に、

「良かれと思って…」という押し付けの躾と

怒りについて考えてみたいと思います。

 

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子どもがおもちゃを散らかして片付けない→悲しい

→??→怒る。

(キチンと片付けできる子になってくれなきゃイヤ。)

(何でイヤって、私がダメな母親って

 世間から思われちゃうから。)

 

という例を、前回の記事では挙げましたが、

私の場合、

 

子どもがおもちゃを散らかして片付けない→悲しい

→??→怒る。

(キチンと片付けできる子になってくれなきゃイヤ。)

(何でイヤって、この子の為を思ったら

 片付けられる能力を身に付けさせてあげたい。)

 

という「あなたの将来の為」というスタンスで、

躾と銘打って制限をする事がよくあります。

つまり相手を思い通りにしたいのです。

 

その制限って例えば

「アイスはお腹を冷やすから食べ過ぎちゃダメ!」

「歯磨きしてから寝ないとダメ!」

「ぶらんこ乗ってて

 お友だちが代わってほしがったら

 変わってあげないとダメ!」

 

 

他に似た感じだと

「保育園に行く日は、

 着替えて、歯磨きして、顔洗ってからじゃないと

 遊んじゃダメ。」という、

全国のママさんに共感してもらえるであろう

切実なお願い…

「ほんとマジでお願いします!!」と頭を下げて

頼みたい事なんかもあります。

 

こちらは「あなたの為」ではなく

「私のお仕事増やさない為」という大人の事情が

絡んでます。

 

あと「臭くなるから裸足で靴履いちゃダメ!」とか。

あと「ティッシュのムダづかいのはダメ!」とか。

あと、あと、あと…挙げ始めると

たくさ〜んあります(笑)

 

 

上の「躾」と思ってしている事は

実は制限しなくていい事も含まれています。

アイス食べ過ぎてもいいし、

歯磨きしないで寝てもいいし、

ぶらんこ代わらなくてもいい。

 

怒ってまでやらせなくてもいい。

よく考えたら、いつかは自分の判断で

できるようになる事ですからね。

 

小さいうちに「将来困らないように」と

あれこれと制限するなんて、

それこそ子どもを操りたい親の心理が表れてるのかも。

(きゃー、反省…。)

 

 

下の「切実なお願い」は

制限するのではなくて、お願いすればいい。

お願い聞いてもらえなかったら、その時は

お母さんも怒っていい(笑)

「お母さんのお願い聞いてほしいんだっ!!

 \\٩(๑`^´๑)۶////」って(笑)

 

「お母さんの言う事聞かなきゃダメ!!ぜったい!」

だと、ちょっと違うかも。

だってそれだと制限だもんね。

 

 

つづく。