ボディープロファイリングから夫を知る

夫はボディープロファイリングでは8体型のうち4型に分類される。

 

その特徴の一つとして、

言葉数が少なく、「ありがとう」をあまり言わない。

 

4型でない私も言葉数は多くないが、「ありがとう」って、1日に何回かは言っていると思う。

だから、夫にも言ってほしい。と実は常々思っている。

 

代わりに、4型の夫は態度で示すタイプだそう。

観察してみると、たしかに「ありがとう」と言葉にしないものの、態度では私への労いを感じることがある。

 

先日の石川旅行では、ランチに私の好きなお麩を食べられるお店を調べておいてくれたり、小雨に濡れていたら、タオルを差し出してくれたりと、男性にしては、なかなか甲斐甲斐しく気遣いをしてくれているのだ。

 

日常でも、休日の朝は「朝ごはんの支度手伝って〜!」と言えば支度、片付けを手伝ってくれる。

娘とプリキュ◯の映画を観に行くからと、私がお庭の草取りをしている間に、娘の身支度を手伝ってくれていたり。

これまでの結婚生活での観察によると、総じて不言実行が信条のようだ。

(私が「こんなことやる!」と大風呂敷を広げると、達成されない時に諌められることもよくある。)

 

夫の特徴として、意見がいつのまにか変わっている。またそれに伴い、以前の発言がリセットされている。という事がある。

 

お家を建てる時、工務店での打ち合わせで「僕はお風呂場に洗濯物干すの嫌ですね。」と言っていた。

せっかくお風呂場に乾燥機能のあるユニットを入れてもらうのに、洗濯物干せないなんて残念だなぁーと思っていた。

しかし、住み始めて「夫くんはイヤって言ってたけど、雨で乾かないから洗濯物をお風呂場に干させてもらっていいかなぁ?」と言うと「俺、イヤって言ってないよ。」とのこと。

「ん?」となる。

最終的に「そうだっけ?まあいいや。」となる。

 

月に1回くらいは、こんな事が起こる。

なので、初めは「私が夫の真意を汲めていなかったのか?勘違いだったのか?」とか「あれ、夢の中の出来事だったかな?」と、私の脳内の記憶を司る部分に不安を感じたりしたが、他の人ではこの現象が起こらないので、「夫の言動は、移ろいやすい。」(また、メモリー機能にやや難あり。)という結論に至った。

 

結論に至ったものの、納得はいかず、「前はこう言ってたよ。」と度々抗議するも、そこは謎の自信ある態度で「言ってない。」と頑固一徹風に突っぱねられる。

何て理不尽なんだ。

夫が、地元の友達(幼い頃からの友達)から変わり者扱いされるのも納得だ。と感じていた。

(私は無意識に、変わり者や完璧でない人が好きなので、夫のクセが強いところは、それはそれで、手放しでないにしろ、歓迎ではある。)

 

そう思っていたが、最近やっと「これは運試しのゲームとしては楽しめるのかもしれない。」と思うようになった。

 

夫は自らのメモリー機能を無意識に書き換えられる、もろ刃の能力を持っている。

それ故、いきなり好き嫌いの書き換えや、前言撤回が、こちらに知らされないうちに起こっていることがある。

いつそれが起こるかわからない。

だから、こないだ聞いて、返事が「NO!」だとしても、今日聞いたら「YES!」の返事が返ってくる可能性がある。

夫の思考の全ては把握できないが、関わり自体がゲーム的な楽しみ方ができるのだと。

だから、私のやりたいようにやってしまって、不満を言われたら「そう?」とごまかしてみる。

こちらも、偽リセット機能(夫のように天然のリセットでなく、偽装的リセット)を使ってみる。

 

それにしても、この思考の柔軟性(天然のメモリー自動上書き機能)は、ボディープロファイリング4型の筋肉の柔軟性とも通じているのだろうか。

(身体はびっくりするほど硬いのだけど…。)

 

この天然メモリー自動上書き機能は、お仕事をする上で困らないのだろうか…?

私は人並みに記憶力には自信がある方だけど、一般事務職でお仕事していた時には、それでも記憶メモリー容量が足りないと思っていた。

 

しかし、お仕事のスタイルは人それぞれだ。

私にとっては、家庭内が幸せで、私がリラックスしていられれば、それでいいのだよね。

それ以外は気にするのはやめておこう╰(*´︶`*)╯♡

 

こんな風に、ボディープロファイリングは、我が家では家族のトリセツとして役立っています。