トラウマと身体の関係①
トラウマって何でしょう?
心の傷って言うけど…
心のことだから見えないもの?
トラウマを癒すのはカウンセラーの手伝いが必要なの?
私にとって、何だかそこにあるんだろうけど掴めない
煙のようなあいまいなものでした。
トラウマというのは心の傷であると言われます。
実は同時に、身体に実際に傷ついている部分があるのです。
もしそうならば、イメージしやすいし
私たちが自分で治癒できる気がしてきますね!
トラウマというのは、肉体的、精神的に
大きなショックを受けた時に生じると言われています。
心と身体は密接な関係にあります。
例えば、嬉しいことがあれば自然と笑顔になりますよね。
これは心が身体に表れているから。
心が身体へ影響を及ぼすと言えます。
では、眉毛を下げ眉間に寄せ、
口をきゅっと結び口角を下げ、
壁の一点を10秒ほど見つめてみて下さい。
心はどんな風に感じますか?
これは怒りの表情なのですが、
感情も「怒り」に傾いたのではないでしょうか?
今度は身体が心へ影響を及ぼすこともわかりました。
ですので、トラウマという心の傷を癒すために、
身体からのアプローチは有効であると言えます。
では、トラウマができる時に身体に生まれる傷とは?
先ほども書きましたが、
トラウマは大きなショックを受けた時にできます。
心に激震が走る状態です。
心と身体は繋がっているので、
その時、身体にも影響があります。
不自然に力んでしまう(凍結=フリーズ)のです。
無理に動かしたため、筋肉を損傷します。
これがトラウマのもう一つの側面である、身体の傷です。
では、試しに意図的にフリーズしてみましょう。
動物のする、死んだふりのイメージです。
主に背骨付近の筋肉の強張りを感じます。
トラウマの身体の傷は、背骨付近にできやすいようですね。
では、トラウマの傷はどうやったら自分で治せるの?
次の記事でお話したいと思います。
つづく。